いるかイルカIruCa。
 なんとことでん(高松琴平電気鉄道:本社・香川県高松市)が2月3日からICカード乗車券「IruCa」を導入。

 すげーびっくりしました。カードそのものは、要はJR東日本のSuicaみたいなもんです(ことでんのカードもシステム的にはFelica)。が、しかし、JRとか大手私鉄が導入するのはまあわかるんだが、あの「ことでん」が、というところが驚きだ。というのは、琴電は2001年12月に経営破たんして民事再生法適用を申請→事実上倒産、経営陣を刷新して経営再建中の会社なのですね。ちなみになんで潰れたのかというと、ターミナル駅・瓦町に建てた駅デパート「コトデンそごう」(今は天満屋が入ってます。超バブリーな建物。動く歩道とかあったし)が「そごう」の倒産の影響を食らって経営破たん、というのが直接の引き金です。電車の利用者はけっこう多い(朝は最大で一時間に12本走ってる)。 
 思い切った投資だなあと思ったんですが、よく考えるとこれで自動改札化すれば駅員減らせるし(経営破たん前の琴電は経費の7割が人件費だったらしい)、ICカードなら乗降客の利用パターンが正確に把握できるから効率的なダイヤ組める&バスとの連携もできるし、駅周辺や構内に何か出店するときの参考データも取れる。と思えば、意外に地方私鉄にとってはけっこう効率のいいシステムなのかも。

 しかしこういうICカードはなんだかみんな「Suica」のパクリっぽい名前ですね。JR西日本は「ICOCA」だし、関西私鉄は「PiTaPa」だし。ことでんはもともとマスコットがイルカなんでまあいいかと思いますが。ちなみにこういうカードの名前で俺が一番傑作だと思ってるのは阪神の「らくやんカード」です。「これ一枚で乗り降り、らくらくやねん!」さすが関西。こういうの大好き。

 ちなみに日本で初めて非接触型ICカードを採用した交通機関はなんと静岡県の豊田町営バスだそうです。
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by amai_mikan | 2005-02-05 13:07 | 雑記
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