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大空と大地の中で #2
 結局今日も宿に泊まれなかった(札幌のホテル約30軒に電話したが全部満室だと)。ちなみに今は旭川にある某スーパー銭湯におります。ここで寝ていくかそれともしばらく走って車内で寝るか。

 (#1の続き)
 長流枝PAで寒いなあと思いながらも爆睡。朝6時に携帯のアラームが鳴って目を覚ましたが辺りは一面の霧。朝早く出ようと思った理由のひとつに朝のちほく高原鉄道の列車を撮ろうという考えがあったのだが「この霧じゃ無理」と思って再び寝る。次に眩しさで目が覚めたときには9時だった。とりあえず時刻表を入手しようと車を走らせて池田駅へ。天気は快晴。

 北海道に来るときは列車利用でもいつも時刻表は持ってこないで、現地で「道内時刻表」を買うことにしています。薄くてかさばらないし道内に関してはバスや船も網羅していて全国版の大型時刻表よりはるかに詳しい。というわけで、駅の売店で買ってちほく高原鉄道の時刻を見てみると、この時点で池田-北見間全線に乗って折り返して戻ってくるのはかなり厳しいということがわかる。北見で車を乗り捨てできれば片道は車、片道は列車にできるんだけど。とりあえず線路沿いに併走する国道を走って景色のいいところで列車を撮影。「銀河鉄道999」のラッピング車だった。あんまり景色には合ってない気が・・・ちなみにスピードは結構速いです。

 そのまま国道を走って足寄へ。足寄は人口が多いわけでもないのに松山千春に鈴木宗雄という濃いキャラを20世紀後半に2人も輩出したという点ですごい町だ(ちなみに町としては日本で一番面積が広いそうです)。足寄駅はちほく高原鉄道の駅と道の駅と地域のホールを兼ね備えたでかい建物で、2階には松山千春コーナーがある。しかも改札脇には一緒に記念撮影ができる等身大写真とかもあってなかなか笑える。地図にも「千春の家」が堂々と書いてあってこの町は「松山千春の出身地」が観光資源の6割くらいを占めているんじゃないかという気がする。町の人には愛されているのだろうなあ(たぶん)。有名になるなら小さな町出身のほうがいいなと思う。

 そしてムネヲの出身地「大誉地」へ向かう。ちなみに「およち」と読みます。漢字で書くと「大いに誉められる地」でなんだか政治家の出身地向きだが、語源は確かアイヌ語で熊が多い土地だか何だかの意味だった気がする。駅は集落を通る道から少し奥に入ったところにある。本か何かで「荒廃している」と読んだ気がするが特にそうでもないと思ったのは天気がよかったからだろうか。中には旅行者用ノートが置いてあって物好きな人たちがけっこう来ていることがわかる(オレモナー)。俺が引き返すときにもバイクに乗ったおっさんが来ていた。

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 眠いのでここで寝て早朝出発することに決定。明日は東京に行きます。飛行機も昼の便以外は全部満席で取れなかったので東京に着くのが微妙な時間。そんなわけでつくばエクスプレスにでも乗ってみるかと思う。しかしいったいなぜそんなに混んでるんだ?
by amai_mikan | 2005-09-16 01:42 |
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