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 「小田急がHiSE10000形ロマンスカーを長野電鉄に譲渡」という衝撃的なニュースから約9ヶ月。2006年4月17日、例年より遅めの春とともに、ついにロマンスカーが信州にやってきました。
 小田急沿線住民暦25年の小田急ヲタで現在長野県民の俺にとってこれは記念すべき日です。というわけで運良く休みだった俺はその一部始終(のごく一部)を見てきたので、例によって下手くそな写真とともにレポートしてみたい。

a0016192_420850.jpg 前日、16日に日本車両(豊川・愛知県)を出発したHiSEは、信越線経由で北長野駅に18時ごろ到着。ホームにはヲタが50~60人くらいいてなかなかの賑わいです。信越線の有名撮影地、黒姫で撮ってから追っかけてきたという人もいた(というか大部分はそうだった模様)。
 編成は牽引機EF64 1016を先頭に10021-10022-10030-10031+10061-10062-10070-10071+ヨ8925。4両に短縮されたHiSEって違和感あるだろうなと思っていたが、実際に見てみるとそうでもない。ちなみに編成は小田急時代の1号車―2号車+10号車―11号車です。3両目と9両目はサハなので短縮方法としては一番無難なやり方といえる。

a0016192_421107.jpg 「特大貨物等検査表」。隣りの甲種回送の車票(というのか?)を見ると、現車9両(最後尾に車掌車が付いているので)、換算20.2両とのこと。重いですね(ってそりゃ当たり前だ)。
 ちなみに車掌車では日車のスタッフと思しき人がビデオカメラを回していたので、恐らく「日車・夢工房」からDVDでも出すのだろう。

a0016192_4215474.jpg てっきり再塗装&整備してバリバリの新車状態で来るのかと思っていたら、ご覧の通り車体は汚れ塗装は色褪せ床下機器も清掃されないまま。車内もあのリクライニングしないシートのままです。要するに日車で行ったのは編成短縮改造(と一部機器交換)だけのようだ。いったいなぜ半年も入場してたのか?
 まあ後はながでんテクニカルサービスの腕次第です。頼むから側面に「楓の湯」の広告は張るなよ!(今の特急車・2000系に張ってある)。


 18時45分、北長野発車。実はこの時はコンパクトデジカメしか持ってきてなかったので写真がけっこう酷い。ここで会った知り合い(非鉄ヲタ)に「そんなカメラじゃアレでしょ、屋代には行かないの?」と言われる。とりあえず長野駅に戻り駅前のマックでさくっと夕飯を食い、平安堂(県内ではメジャーな本屋)で「鉄道ダイヤ情報」の甲種回送ダイヤの欄を立ち読みすると(買えよ)、屋代到着は20時58分とのこと。だったら家に一眼レフ取りに戻れるじゃん、ということで屋代まで追っかけることに決定したのでした。

 駅から徒歩15分の自宅に戻ってデジタル一眼レフカメラを持って再び長野駅に戻り、屋代には20時46分着。すでにホームにはヲタが30~40人ほどいたが落ち着いた雰囲気。桜がライトアップされたホームでマターリと到着を待つ。

a0016192_4231453.jpg 定刻よりやや遅れ(ていたと思う)、ヲタや関係者の見守る中、牽引機をEF64 58に替えた甲種回送列車が屋代駅2番線に入線。

a0016192_4253515.jpg 到着後すぐに待機していた係員が駆け寄り、機関車の切り離し作業へ。

a0016192_4263426.jpg 解結作業中。この写真がやたら明るいのは、某テレビ局のクルーがライティングしながら取材中だからです。おかげで写真が撮りやすかった。ありがとうSBC。

a0016192_4271843.jpg 無事切り離し作業が終了。ロマンスカーの先頭部に格納されているのは密着連結器ですが(これは甲種回送用に取り付けた自連と思われる)、長電ではどうするんだろう?

a0016192_4275124.jpg 展望室でテレビの取材を受ける長電の社長(と思われる)。

a0016192_4282840.jpg 床下機器。清掃されていない機器類の中で交換or新設されたと思しき機器があって、これは手元にあるHiSE落成時のパンフレットと見比べると左から「リアクトル・トランス箱」と「SIV起動装置」と思われる。両方とも本来はサハ(3号車と9号車)に付いている機器なので、恐らく移設したのでは?他に、先頭車に各7台づつある主抵抗器のうちそれぞれ2台が交換されている。図面で見ると2台だけ他より小さいのがあるので、大容量のものに交換したのでは?完全に推測ばっかりですいません。

a0016192_4291077.jpg 屋代駅2番線に留置されたHiSE。しなの鉄道の終電後にいよいよ長電に入線します。


 いやー本当に来ちゃったんですね。俺はこいつに何度も乗っているはずだし、何度もすれ違っていただろうし、毎日鶴川駅を通過してたわけだし、それがまさか長野で再会するとは本当に不思議な感じです。っていうか未だに信じられん。
 これから整備を受け、営業運転開始は秋の予定。楽しみに待ちましょう。

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 これは今でも小田急で活躍する編成。こっちもちゃんと記録していきたい。
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by amai_mikan | 2006-04-18 04:36 | 電車
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