ほくほく線に乗ってみる #1
 最近、以前に比べて休みが増えました。週休平均1.25日くらいから1.75日くらいに。それじゃあどこかに行こうということで特に用はないけど北越急行ほくほく線に乗ってきました。ここは新幹線以外では日本で一番早い160km/hの特急やら天井に星空を映し出す電車やらなんだか面白そうなので一度乗ってみたかったのだ。

 そんなわけで11月27日日曜日、長野発13時37分の直江津行き普通電車で出発。実は信越線の長野-長岡間は今まで乗ったことがなかったので今回が初乗りです。この区間は一応「本線」なのに長野新幹線開通以後はすっかりローカル線になり特急も急行も快速もなく本数も少ないのでどうせ誰も乗らないだろう、と思ったらホームにはけっこう多くの乗客が並んでいて、3両編成のほぼ全席が埋まって発車。半数以上は長野市近郊の牟礼までで降りたが、ほかの客はほとんどが直江津まで乗り通したのも意外だった。直江津から長野に買い物にでも来るんだろうか?個人的にはそれなら富山に行ったほうがいいような気もする(といっても、富山に買い物するところがあるかどうかは知りませんが)。
 ほぼ中間の妙高高原までは山間部の川沿いをうねうねと走る信州にありがちな車窓風景で、なんとなく中央線の塩尻-辰野間を思い出す。長野県内は晴れていたのに新潟県に入ったら雨。たまに車輪が滑っている音が聞こえた。直江津着は15時8分。時刻表を見ると1分後に発車する特急「はくたか」と、15時30分発の普通があったのでどっちに乗ろうかと思ったが、車掌が乗り換え案内で「次のほくほく線は3時30分」と特急をあっさり無視していたので、ああこれは無理だなと思って普通に乗ることにした。
 
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 さて、ほくほく線です。本当の始発駅は犀潟ですがほとんどの列車が直江津から出ている。電車の雰囲気はよくある第3セクターのディーゼルカーをそのまま電車にした感じで、模型を作ったらけっこういいだろうと思う。この列車は2両編成で、前寄り1両は転換クロスシート車、後ろは普通のボックスシートだった。この日見た限りでは、普通列車は基本的に2連で六日町寄りが転換クロス車のようだ(実はこの車両が天井に星空を映し出す「ほしぞら号」だった。この日はやってなかったけど)。直江津を発車した時点で車内はほぼ満席。「北越急行は特急が通過するためにある路線」といわれているので普通列車はガラガラだろうと思っていたのだがけっこう驚いた。
 
 直江津から本当の始発駅、犀潟までは信越線を走る。間にある黒井駅は普通列車なのに通過。犀潟は始発駅らしさは微塵もない普通のさびれた中間駅だった。やっぱりバブル後に開通した路線だから質素なのか?
 犀潟を出ると右にカーブして信越線をオーバークロスしほくほく線に入る。そのカーブの内側に「ブルボン ルマンド」と書かれたでかい工場を発見!そう、あの「ルマンド」です。そういえばブルボンは新潟の会社だった。しかしこの巨大工場でひたすらルマンドばっかり作ってるのだろうか?ということはほかに「ホワイトロリータ工場」とかもあるのか?俺ははっきりいってブルボン製品は好きなのでぜひ見学したいもんだ。

a0016192_2349424.jpg 特に高架線にする必要性の感じられない景色の中をひたすら突っ走る。しばらく走ると「くびき」に停車、10人くらいの客が乗ってくる。ここから先は山間部に入り、トンネルを出ると駅-またトンネル-駅、という感じになる。駅があるのは、どこもはっきりいってバス停が2つもあれば充分じゃないかと思われるような集落。でも、どの駅でも降りる客、乗る客ともにけっこういる。地図で見てみると、ほくほく線と平行して各集落を結ぶ国道253号はけっこうグネグネなのに対して、ほくほく線はひたすらトンネルと高架でぶち抜いて各地をピンポイントで結んでいる。速さと雪への強さで(都市部だと信じられないが、一般的に鉄道は雪に強い。特にほくほく線は強いそうだ)実はけっこう地元の人にも重要な路線なんじゃないだろうか?十日町のひとつ手前、割と大きな街「まつだい」からはついに座れない客も出た。

 16時18分ごろ十日町着。とりあえず降りてみた。
(たぶんつづく)

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by amai_mikan | 2005-11-28 00:35 |
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