東京メトロが今秋、有楽町線に14年ぶりの新車投入を発表。来年度開業の13号線(渋谷-池袋)での使用をも視野に入れた(というかそのために新造するのだろうが)、民営化後初の新型車10000系とは…
これだ!
やればできるじゃないか!
正直言って08系とか無理にイメージチェンジを図りたいっぽい紺色ベースの表示とか未だに取って付けた感が拭えないメトロのマークとか、最近の営団-メトロのデザインは微妙だなと思っていたのだが、これは素直に「トーキョーの地下鉄」としてかっこいいと言えるぞ!まあ
福岡市交七隅線3000系にそっくりじゃん、という向きもあろうが俺としてはそのへんは気にせずに意欲作として絶賛したい。
このイラストだと正面非常口が中央にあるように見えなくもないですが、まあメトロなので普通に左側にオフセットされているのでしょう。カラーリングは有楽町線の黄色と13号線ラインカラーの茶色ですが、車体の丸みを生かして肩に茶色のラインを配してあるのが従来のメトロ車両にはなかったデザインでなかなかよい。
さて、新車登場といえば気になるのが在来車の動向なわけですが、10000系の投入は13号線開業による運用増のためと考えていいのだろうか?東武東上線、西武池袋線、さらに将来は東急東横線にも乗り入れ、しかもメトロでは初となる急行運転対応(新宿7丁目に待避線がある)の13号線の運転形態がどうなるのか、気になるところです。
*追記:プレスリリースの写真を見たら正面ドアの配置はなんと中央だった。営団-メトロの車両では実に5000系以来約40年ぶりということになる。運転席を広く取るならオフセットしたほうが有利だし、この正面形状では連結時の貫通路には使えないし(だいたい10連固定だから要らないわな)、いったい何が理由なのか、ぜひ聞いてみたいところではある。